伝承文学研究会

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第347回 東京例会のご案内

日時 10月21日(土) 14:00より

会場 学習院女子大学 4号館1階日本文化学科会議室
    〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
         JR山手線高田馬場駅下車徒歩15分
         東京メトロ東西線早稲田駅下車徒歩10分

《輪講》 『直談因縁集』5-4話  大島由紀夫氏

《研究発表》 「わざはひ」の襲来-『鶴の草子』(一巻本系)前後-  徳田和夫氏



※当日、会場校では学園祭(和祭)が開催されていますので、ご承知おき下さい。

※学習院女子大学入構時は守衛に用件を告げ、交付される入構証を携帯して下さい。

※次回は11月18日(土)に開催する予定です。

※例会に関するお問い合わせは左記のメールアドレスまで。
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by densyoubungaku | 2006-09-30 17:35

伝承文学研究会 平成18年度大会

日程 平成18年9月2日(土)~4日(月)
会場 静岡文化芸術大学 南棟2階280番教室
    〒430-8533 浜松市中央2-1-1 TEL 053-457-6111(代表)
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【第1日】9月2日(土)

○公開講演会(14:00〜17:20)

  庶民の茶文化-天竜川流域を中心にして-
                     静岡産業大学教授 中村 羊一郎 氏

  近世真宗の説教本の方法-法然伝の伝承を通して-
                     村上 學 氏

○懇親会(18:00~20:00) 3階 学生食堂 会費5,000円

【第2日】9月3日(日)

○研究発表・午前の部(10:00~12:20)

  遠州小夜の中山略縁起について
                     静岡県立浜松江之島高校教諭 山崎 裕人 氏

  お伽草子『筆結物語』論-問答体の方法をめぐって-
                     三浦 億人 氏

  稚児物『松帆物語』の方法-稚児の造形とその物語叙述-
                     学習院大学非常勤講師 青木 祐子 氏

○研究発表・午後の部(13:30~15:50)
  
  洛北紫野の義経誕生伝説の風景-産湯の井戸などをめぐって-
                     立命館大学非常勤講師 二本松 康宏 氏

  中世の内山永久寺をめぐる信仰と文芸
                     筑波大学助教授 近本 謙介 氏

  医事説話の研究-「鬼」「虫」と伝戸病-
                     南山大学教授 美濃部 重克 氏

○特別講演(16:00~17:20)

  馬の家「田村」語りの系譜-遠州引馬野の伝承を歩く-
                     立命館大学名誉教授 福田 晃 氏

【第3日】9月4日(月)

○伝承探訪(8:50~16:00)

  遠州天竜川流域を歩く-引馬野の田村麻呂、池田宿の熊野、蒲の範頼など-
                     立命館大学名誉教授 福田 晃 氏
                     静岡文化芸術大学教授 須田 悦生 氏
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by densyoubungaku | 2006-09-17 22:47

伝承文学研究 第55号

平成18年8月4日発行 定価2,600円(税別) 購読会員価格2,300円
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【巻頭言】

  『伝承文学研究』の四十五年 福田晃

【同人特集】

  〈隠喩的文学〉としての『平家物語』-巻二「座主流」を中心に- 美濃部重克

  センチュリーミュージアム蔵『十二支歌仙歌合色紙帖』について 徳田和夫

  仁和寺をめぐる血書経の系譜-戌亥の声域の精神風景から- 二本松康宏

  『鹿嶋大明神縁起草紙』解題・翻刻 大島由紀夫

【会員論文】

  景戒の『日本霊異記』編纂姿勢 霧林宏道

  二所三嶋参詣と縁起-『佛神一躰灌頂鈔』から- 阿部美香  

  「小鍛治物」の略縁起-江戸中期における歌舞伎と日蓮宗- 末松憲子

 新刊紹介

 伝承文学研究会消息

 同人名簿

 編集後記(付・表紙解題)
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by densyoubungaku | 2006-09-17 22:40

講座 日本の伝承文学 全10巻

第1巻 伝承文学とは何か 福田晃・渡邊昭五編 平成6年12月刊
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  伝承文学とは何か(福田晃)
  伝承文学の分類-日本文学の発生とかかわって-(福田晃)
  口承文学〈ウタ〉の成立(古橋信孝)
  口承文学〈カタリ〉の成立(岩瀬博)
  韻文文学〈歌〉の成立(真下厚)
  散文文学〈物語〉の成立(美濃部重克)
  記載文学の伝承性(江本裕)
  伝承文学の在地性(菊地仁)
  伝承文学と芸能-能楽資料としての逸話-(天野文雄)
  伝承文学と歌謡-「忘れしやすんな」の系譜を例として-(真鍋昌弘)
  伝承文学と絵画-采迦国の構図史とその背景の思想-(渡邊昭五)
  伝承文学と比較-その研究法をめぐって-(松前健)
  伝承文学と近代文学-泉鏡花『高野聖』-(美濃部重克)
  伝承文学と祭儀(大島建彦)
  伝承文学と文献-研究方法の一モデルとして-(徳田和夫)



第2巻 韻文文学〈歌〉の世界 真鍋昌弘・上岡勇司・真下厚編 平成7年6月刊
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  ウタの伝承性-民謡において-(真鍋昌弘)
  ウタの表現(真下厚)
  ウタの場・ウタの担い手-沖縄の祭祀の事例から-(神野富一)
  ウタの機能-巫歌とワザウタから-(末次智)
  歌と祭儀-生産叙事歌謡について-(狩俣恵一)
  民謡と芸能-記紀歌謡を中心に-(宮岡薫)
  地名と歌謡-道尋的の表現をめぐって-(永池健二)
  小歌の流行-中世から近世への流れ-(井出幸男)
  田歌と田植歌の伝承(渡邊昭五)
  歌謡と順礼-西国三十三所順礼歌をめぐって-(小川寿子)
  隆達小歌の民俗性(下仲一功)
  教化歌謡の展開(小野恭靖)
  踊歌の表現-風流踊歌を中心に-(佐々木聖佳)
  和歌の成立-『万葉集』から-(真下厚)
  勅撰和歌集に現れたる歌徳説話(上岡勇司)
  和歌の伝授-人麿影供の[場]から-(菊池仁)
  和歌の注釈-自讃歌注を中心に-(三浦俊介)
  漢詩・朗詠の伝承と王昭君説話(田中幹子)
  連歌の興行-花の下から会所へ-(廣木一人)
  俳諧の担い手(楠元六男)
  雑俳・川柳の伝承(高橋啓之)
  狂歌の流行(石川了)



第3巻 散文文学〈物語〉の世界 美濃部重克・服部幸造編 平成7年10月刊
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  〈物語・説話〉の伝承(美濃部重克)
  神話の表現・叙述-民間神話から文献神話に及んで-(真下厚)
  神話の担い手-記紀成書化前夜の目継の奉誄者たち-(上野誠)
  神話と祭儀-「みあれ祭」をめぐって-(福田晃)
  神話と王権-大和朝廷から琉球王朝に及んで-(丸山顕徳)
  神話と寺社-『塩竈大明神御本地』をめぐって-(濱中修)
  方法としての伝承(吉海直人)
  歌語りの叙述-伊勢物語・大和物語を中心に-(岡部由文)
  物語の型と虚構-源氏物語を中心に-(高橋亨)
  モノガタリの沈潜(美濃部重克)
  擬古物語の類型-『住吉物語』と『狭衣物語』の影響関係をめぐって-(三角洋一)
  民間説話系統のお伽草子(真下美弥子)
  仮名草子の素材(花田富士夫)
  語り物とヒジリ-保元物語・為義最期譚の生成基盤-(山口泰子)
  語り物と鎮魂-『保元物語』から-(服部幸造)
  語り物と歴史(佐伯真一)
  語り物の周辺-真名本『曾我物語』の窓から-(小林美和)
  語り物の展開Ⅰ-幸若舞曲の成立-(須田悦夫)
  語り物の展開Ⅱ-説教「苅萱」と「高野の巻」-(小林健二)
  語り物の展開Ⅲ-浄瑠璃節の世界-(阪口弘之)
  語り物の展開Ⅳ-八百屋お七物を中心に-(竹野静雄)



第4巻 散文文学〈説話〉の世界 江本裕・徳田和夫・高橋伸幸編 平成8年7月刊
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  散文文学〈フルコト・ハナシ〉の伝承性(江本裕)
  コト・フルコト・カタリゴト-「昔話」の成立をめぐって-(福田晃)
  フルコトの中央・地方(三浦佑之)
  ヨツギと系譜(内田順子)
  ヨツギの物語化-大鏡とその語り手-(森正人)
  ヨツギと史書-愚管抄・神皇正統記を中心に-(追塩千尋)
  ヨミの系譜(福田晃)
  ヨミと勧化(堤邦彦)
  ヨミと読本(井上啓治)
  ヨミの口演-江戸軍談から実録類まで-(小二田誠二)
  説話の霊異・霊験-日本霊異記の場合-(中村史)
  説話と唱導-『草案集』所収の「天台大師供表白」を中心に-(村上美登志)
  説経と説話(石井行雄)
  説話と随筆(浅野日出男)
  説話と在地-沙石集・神道集など-(大島由紀夫)
  説話集の方法-今昔物語集を中心に-(原田信之)
  説話集の出典(一)(二)(高橋伸幸)
  説話集と評論-発心集・撰集抄の世界-(浅見和彦)
  悪態の狂歌問答説話(徳田和夫)
  咄之本の素材-奇異雑談の世界-(和田恭幸)
  咄の編集(小林幸夫)
  説話と草双紙(高橋則子)



第5巻 宗教伝承の世界 福田晃・美濃部重克・村上學編 平成10年6月刊
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  宗教伝承の始原(福田晃)
  伝承と教義のはざま(村上學)
  憑童・神人(川島秀一)
  巫女・ユタ(高橋一郎)
  神子と法者(岩田勝)
  神仙思想(中村史)
  陰陽思想(三浦俊介)
  庚申信仰(小花波平六)
  伊勢信仰(青山泰樹)
  八幡信仰-「八幡巡拝記」をめぐって-(黒木祥子)
  山王信仰-「日吉山王利生記」を中心に-(曽根原理)
  熊野信仰-「熊野縁起」をめぐって-(川崎剛志)
  天神信仰-「北野天神縁起」の方法-(福田晃)
  御霊信仰-「牛頭天王縁起」を中心に-(真下美弥子)
  阿弥陀信仰-「撰択本願念仏集」を中心に-(渡邊昭五)
  『長谷寺観音験記』の世界(美濃部重克)
  地蔵説話の伝承(杉山友美)
  毘沙門天の伝承(橋本章彦)
  大和における太子伝承(渡辺信和)
  宗祖・高僧信仰-「弘法大師行状絵詞」と稲荷信仰をめぐって-(大森恵子)



第6巻 芸能伝承の世界 天野文雄・須田悦生・渡邊昭五編 平成11年6月
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  芸能と伝承(天野文雄)
  芸能と祭祀(山路興造)
  芸能と芸能者(渡邊昭五)
  芸能と文学(須田悦夫)
  宮廷歌舞の整備-内侍所御神楽成立の前後-(木部英弘)
  渡来芸能の消長-伎楽・舞楽・散楽-(藤原茂樹)
  「田楽躍」の芸態(山路興造)
  地方諸国の歌舞(居駒永幸)
  「舞」の系譜・白拍子と曲舞(植木朝子)
  能読の経読み伝承(清水真澄)
  寺院祭儀と芸能(松尾恒一)
  歌舞劇としての能(小林健二)
  中世笑劇の構造-狂言における即興と様式-(須田悦夫)
  集約された「語り」-幸若舞にみる「伝承」-(服部幸造)
  信仰のなかの芸能-踊念仏と風流-(大森恵子)
  絵画と唱導芸能(徳田和夫)
  からくりの伝承世界(山田和人)
  歌舞伎における当座性(赤間亮)
  遊芸としての近世邦楽(安田文吉)
  寄席芸としての話芸-咄と講釈-(中川桂)
  歌舞劇の展開-組踊と村踊-(當間一郎)
  沖縄の狂言(狩俣恵一)



第7巻 在地伝承の世界【東日本】 徳田和夫・菊地仁・錦仁編  平成11年8月刊
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  東日本の在地と伝承(徳田和夫)
  東国の歌人伝説(菊地仁)
  東日本の在地と芸能(錦仁)
  日本武尊(平川新)
  大蛇の裔・田村将軍(小林幸夫)
  平将門(岡田清一)
  東国の西行伝承(西沢美仁)
  義経と弁慶(錦仁)
  時頼と唐糸伝説(佐藤晃)
  曽我兄弟(二本松康宏)
  東北の山伏祭文(川島秀一)
  上州の神道縁起(大島由紀夫)
  八丈島の巫女祭文(山本淳)
  南部・伊達両藩の古浄瑠璃(阿部幹男)
  北遠・奥三河の田楽(須田悦夫)
  越後の瞽女(岩瀬博)
  佐渡の説経人形(松本孝三)
  東北の語り手(武田正)
  東北の語り婆(花部英雄)
  羽後のうた掛け(斎藤寿胤)



第8巻 在地伝承の世界【西日本】 岩瀬博・福田晃・渡邊昭五編 平成12年3月刊
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  西日本の在地伝承(岩瀬博)
  秦河勝(小助川元太)
  安倍晴明(高原豊明)
  京の小町伝説と御霊信仰(真下美弥子)
  崇徳院(二本松泰子)
  小宰相(山中耕作)
  甲賀三郎(黄地百合子)
  ノロ・ツカサの神歌(真下厚)
  ユタ・カンカカリヤーの神語り(福田晃)
  九州の神楽祭文(永松敦)
  祈祷唱文の叙事的展開(高木啓夫)
  四国遍路と衛門三郎の絵解き(渡邊昭五)
  畿内の一人翁(小林健二)
  出雲の大黒(勝部正郊)
  『大頭舞之系図』が語るもの(須田悦夫)
  地神盲僧の伝承詞章(西岡陽子)
  「地方」で謡われたオモロ(島村幸一)
  安芸・石見の田植歌(浅野日出男)
  肥前の語り手(宮地武彦)
  奄美の唄者(小川学夫)



第9巻 口頭伝承〈トナエ・ウタ・コトワザ〉の世界
                    福田晃・真鍋昌弘・常光徹編 平成15年7月刊
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  伝承の始原(一)(福田晃)
  古代の呪言(真下厚)
  修験と呪い(宮本袈裟雄)
  呪言と呪祷-唱え言とナガレ-(山下欣一)
  女性と唱え言(中島恵子)
  呪歌の生成(花部英雄)
  呪歌をめぐる説話と信仰(野本寛一)
  葛城修験の秘歌(下仲一功)
  死者供養の呪歌(小田和弘)
  酒宴と歌謡(真鍋昌弘)
  田歌・田歌本の伝承-田植草子とかかわって-(田中瑩一)
  地方における伝承歌謡の享受(森山弘毅)
  東北の掛歌(宮崎隆)
  伊賀地方の風流踊り歌について(佐々木聖佳)
  田植歌の受容と伝承(長野隆之)
  奄美の歌かけと《カンツメ節》(酒井正子)
  中国少数民族の歌垣(手塚恵子)
  古代のこと・わざ(田中文雅)
  ことわざの由来(鈴木棠三)
  諺の仕組み(武田勝昭)
  ことわざの伝承と働き(山田厳子)
  昔話・世間話と諺(米屋陽一)
  俗信と諺(常光徹)



第10巻 口頭伝承〈ヨミ・カタリ・ハナシ〉の世界
                     福田晃・岩瀬博・花部英雄編 平成16年8月刊
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  伝承の始原(二)(福田晃)
  フルコトと『古事記』(藤井貞和)
  唱導の経釈とヨミ-『説教才学抄』を中心として-(藤井佐美)
  民間巫女の祭文-お船霊祭文をめぐって-(川島秀一)
  地神盲僧の釈文-〈地神経〉の周辺-(西岡陽子)
  八重山のユングトゥと種子島のロッポー(狩俣恵一)
  韓国の本解-日本の本地物語とかかわって-(金賛會)
  古代のカタリゴト-鎮魂と語りの発生-(藤井貞和)
  中世のカタリモノ-琵琶語りの生成-(岩瀬博)
  近世の語り物-奥浄瑠璃の生成-(小林幸夫)
  浪花節の「盛衰」と「新作」-近・現代の語り芸研究のための提案-(真鍋昌賢)
  語りの中の「余剰」と「逸脱」-中国・樂亭太鼓より-(井口淳子)
  英雄伝説の行方-『常陸国風土記』の倭武天皇-(三浦佑之)
  貴族の文芸と世間話-『枕草子』の物忌の場から-(石井正己)
  鳥獣草木譚の中世-〈もの言う動物〉説話とお伽草子『横座房物語』-(徳田和夫)
  説教と咄-蛇婦の成仏をめぐる説話伝承史-(堤邦彦)
  民間信仰と民間説話-海の秀吉・山の家康-(小池淳一)
  生活と民間説話-「山人開発伝承」の背景-(花部英雄)
  湯治する小野小町-宮城県松島町「湯の原温泉」の小町伝説-(小堀光夫)
  乗り物のうわさ話-明治時代の「偽汽車」と「消える乗客」-(常光 徹)
  昔話の日中比較-「手なし娘」をめぐって-(郭富光)
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by densyoubungaku | 2006-09-17 20:03

幸若舞曲研究 全10巻+別巻

幸若舞曲研究 第1巻 吾郷寅之進編 昭和54年2月刊

 【論攷編】
   幸若舞曲研究の課題(一) (吾郷寅之進)
   幸若舞曲の性格(上) (福田晃)
   幸若舞曲原態への模索 (村上學)
   大頭の舞 (室木弥太郎)
   『伏見常盤』の田歌 (真鍋昌弘)
   座談会「大江幸若舞をめぐって」(上) (江崎潮・松尾馨・椛島隅登)
 【注釈編】
   伏見常盤 (田中文雅・真鍋昌弘)
   靡常盤 (服部幸造)
   常盤問答 (黒木祥子)
   山中常盤 (須田悦生・小林美和)
 【資料編】
   幸若舞曲・大江本(上) (服部幸造・須田悦生ほか)
   森田良見『幸若舞曲考』 (庵逧厳)
   中野荘次氏蔵「含状」 (福田晃)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(1) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第2巻 吾郷寅之進編 昭和56年2月刊

 【論攷編】
   幸若舞曲の曲目と流派 (麻原美子)
   舞曲の構成についての一試論 (須田悦生)
   幸若舞曲研究の課題(二) (吾郷寅之進)
   幸若舞曲の性格(下) (福田晃)
 【注釈編】
   鎌田 須田悦生)
   平家いわうか嶋 (服部幸造)
   兵庫築島 (美濃部重克)
 【資料編】
   関西大学図書館蔵『まゐまゐ』 (青木晃・堀竹忠彰)
   幸若舞曲・大江本(中) (宮岡薫ほか)
   大谷女子大学図書館蔵『夜討曽我』 (松浪久子)
   内閣文庫蔵『たはけ山』 (徳田和夫) 
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(2) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第3巻 吾郷寅之進編 昭和58年11月刊

 【論攷編】
   大江所伝「大頭舞之系図」の信憑性 (井浦芳信)
   判官物の幸若舞曲と「義経記」 (荒木繁)
   舞曲「鎌田」と平治物語 (北川忠彦)
   幸若舞曲『景清』の前段階 (砂山博)
 【注釈編】
   頼朝いふき落 全 (田中文雄・真鍋昌弘)
   文学上人一代記 (服部幸造)
   笛の巻 (黒木祥子)
 【資料編】
   京都大学国語国文学研究室蔵『舞の本』 (池田敬子)
   幸若舞曲・大江本(下) (服部幸造ほか)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(3) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第4巻 吾郷寅之進・福田晃編 昭和61年2月刊

 【論攷編】
   幸若舞曲における和歌の性格 (岩瀬博)
   幸若舞曲〈曽我物〉の方法 (福田晃)
   幸若二題 (西脇哲夫)
   『大職冠』の成立 (阿部泰郎)
 【注釈編】
   木曽願書 (美濃部重克)
   敦盛 (岩瀬博)
   奈須与市 (松浪久子)
 【資料編】
   京都大学図書館蔵本京『舞の本』 (田中文雄・須田悦生ほか)
   大方家本「新曲」「高館」 (小林健二)
   上山宗元本「和田宴」 (村上学)
   上山宗元本「夜討曽我」 (田中文雅)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(4) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第5巻 吾郷寅之進・福田晃編 昭和62年12月刊

 【論攷編】
   幸若と歌謡 (真鍋昌弘)
   幸若の統辞法へのアプローチ (村上学)
   幸若舞曲の構造 (三澤裕子)
   舞曲「三木」の成立とその構成 (須田悦生)
 【注釈編】
   景清(上) (服部幸造)
   腰越 (佐伯真一)
   しつか物語 (真下美弥子)
 【資料編】
   秋月郷土館黒田文庫蔵『舞の本』(上) (田中文雅・服部幸造・須田悦生ほか)
   明応寺本「満仲」「笈さかし」「伊吹」 (山村規子)
   大谷女子大学図書館蔵「静」 (松浪久子)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(5) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第6巻 吾郷寅之進・福田晃編 平成2年1月刊
 
 【論攷編】
   幸若舞曲に見る主述表現 (山内洋一郎)
   大江幸若の音楽様式 (蒲生美津子・久万田晋)
   幸若舞曲の統辞法へのアプローチ続稿 (村上学)
 【注釈編】
   浜出 (小林美和)
   九けつのかた (小林美和)
   牛若兵法未来記 (小林健二)
   烏帽子折 (美濃部重克)
   義経ほり川夜うち (黒木祥子)
   夢あはせ (福田晃)
 【資料編】
   京都府立総合資料館蔵『大職冠縁起』 (牧野和夫)
   秋月郷土館黒田文庫蔵『舞の本』』(下) (田中文雅・服部幸造・須田悦生)
   国会図書館蔵『舞の本』(上) (須田悦生) 
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(6) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第7巻 吾郷寅之進・福田晃編 平成4年1月刊

 【論攷編】
   『平家物語』の武装表現 (服部幸造)
   幸若舞曲の構造 (三澤裕子)
   曲舞と幸若大夫 (川崎剛志)
   幸若舞曲の語法(その一) (山内洋一郎)
 【注釈編】
   義経四国落 (黒木祥子)
   安宅 全 (須田悦生)
   笈さかし (松本孝三)
   岡山 (三浦俊介)
   清重 (藤井奈都子)
   牛若くらま出 (青山泰樹)
 【資料編】
   京都大学附属図書館蔵「幸若直熊本」(上) (藤井奈都子ほか)
   秋月郷土館黒田文庫蔵『舞の本』(下)続 (須田悦生ほか)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(7) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第8巻 福田晃・真鍋昌弘編 平成6年2月刊

 【論攷編】
   舞曲の曲目と分類 (北川忠彦)
   崇徳御霊と源頼朝 (福田晃)
   幸若舞曲から説経浄瑠璃へ(その一) (村上学)
   幸若舞曲の語法(その二) (山内洋一郎)
 【注釈編】
   和泉か城 (小林健二)
   義経たかたち (川崎剛志)
   含状 (榊原千鶴)
   一満箱王 全 (村上美登志)
   和田宴 (藤井奈都子)
   小袖曽我(上) (真下美弥子)
 【資料編】
   京都大学付属図書館蔵「幸若直熊本」(下) (川崎剛志ほか)
   内閣文庫蔵『義経記』 (小林健二ほか)
   東洋文庫蔵古活字本『舞の本』(上) (須田悦生)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(8) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第9巻 福田晃・真鍋昌弘編 平成8年2月刊

 【論攷編】
   舞の本「景清」考 (麻原美子)
   舞曲「和泉か城」考 (小林健二)
   伊東宗入校訂本写舞廿一番について (藤井奈都子)
   幸若舞曲の語法(その三) (山内洋一郎)
   幸若舞曲の系譜 (福田晃)
 【注釈編】
   景清(下) (服部幸造)
   八嶋 (浅野日出男)
   元服曽我 (原田信之)
   小袖そか(下) (真下美弥子)
   つるぎ讃談 (村上美登志)
   十番斬 (三浦俊介)
 【資料編】
   多和文庫蔵『肥後国舞々唱歌』 (真鍋昌弘・植木朝子)
   村上學架蔵「和田酒盛」 (村上學)
   小汀利得氏旧蔵「わたさかもり」 (須田悦生)
   東洋文庫蔵古活字本『舞の本』(下) (須田悦生)
   大谷女子大学図書館蔵奈良絵本「満仲」 (岩瀬博・伊東三和)
   大谷女子大学図書館蔵奈良絵本「大職冠」 (岩瀬博・佐田明子)
   大阪青山短期大学蔵奈良絵本「馬そろえ」 (松浪久子)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(9) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 第10巻 福田晃・真鍋昌弘編 平成10年2月刊

 【論攷編】
   幸若舞曲作品における民衆性 (真鍋昌弘)
   絵入り版本「舞の本」の挿絵の形成 (小林健二)
   「美女丸」の在地伝承 (阿部幹男)
   幸若舞曲の語法(その四) (山内洋一郎)
 【注釈編】
   大日本記 (二本松康宏)
   入鹿大臣たひし記 (藤井奈都子)
   大織冠 (黒木祥子)
   百合若大臣 (松澤康夫)
   信田太郎軍功記 (浅野日出男)
   多田の満中一代記 (川崎剛志)
   馬揃 (二本松康宏)
   夜討曽我 (松浪久子)
   張良軍術記 (山本淳)
   新曲 (服部幸造)
   三木記 (須田悦生)
   本能寺 (小林美和)
   みやこいり (二本松泰子)
 【附録】
   幸若舞曲研究文献目録(10) (宮岡薫・小林美和)



幸若舞曲研究 別巻 事典・総索引 福田晃・真鍋昌弘・服部幸造・美濃部重克編 平成16年6月刊d0091065_17194233.jpg

   『幸若舞曲研究』全十巻 総目次
   幸若舞曲研究文献目録 (藤井奈都子)
   幸若舞曲影印・翻刻・注釈一覧 (服部幸造・藤井奈都子)
   幸若舞曲の諸本 (村上學)
   曲目解説
     日本記(二本松康宏)   入鹿(藤井奈都子)   大織冠(黒木祥子)
     百合若大臣(松澤康夫)   信太(浅野日出男)   満仲(川崎剛志)
     鎌田(須田悦生)   伊吹(真鍋昌弘)   伏見常盤(真鍋昌弘)
     築嶋(美濃部重克)   硫黄が島(服部幸造)   文覚(服部幸造)
     夢合せ(福田晃)   馬揃 (二本松康宏)   木曽願書(美濃部重克)
     敦盛(岩瀬博)   与一(松浪久子)   景清(服部幸造)
     浜出(小林美和)   九穴貝(小林美和)   常盤問答(黒木祥子)
     笛の巻(黒木祥子)   未来記(小林健二)   鞍馬出(服部幸造)
     烏帽子折(美濃部重克)   山中常盤(須田悦生)   靡常盤(服部幸造)
     腰越(佐伯真一)   堀川夜討(黒木祥子)   四国落(黒木祥子)
     静(真下美弥子)   富樫(須田悦生)   笈捜し(松本孝三)
     八島(浅野日出男)   岡山(三浦俊介)   和泉が城(小林健二)
     清重(藤井奈都子)   高館(川崎剛志)   含状(榊原千鶴)
     一満箱王(村上美登志)   元服曽我(原田信之)   和田酒盛(藤井奈都子)
     小袖曽我(真下美弥子)   剣讃嘆(村上美登志)   夜討曽我(松浪久子)
     十番切(三浦俊介)   張良(山本淳)   新曲(服部幸造)
     三木(須田悦生)   本能寺(小林美和)   都入(二本松泰子)
   幸若舞曲研究の歩み (福田晃)
   『幸若舞曲研究』全十巻〈注釈編〉索引 (服部幸造)
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by densyoubungaku | 2006-09-16 10:18

伝承文学資料集成 全25輯(一部未刊)

第1輯 聖徳太子伝記  牧野和夫編著 平成11年5月刊
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中世期文化に深い影響を与えた聖徳太子信仰が生み出した太子伝記の中でも広く流布した近世期刊行、絵入り版本十巻十冊を翻刻。文保本系高野山霊宝館蔵「聖徳太子傅」との主要な校異を付す。



第3輯 胡曽詩抄  黒田彰編著 昭和63年2月刊
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『胡曾詩抄』は、晩唐の詩人胡曾の『詠史詩』百五十首を注釈したもので地名を題とし、三皇五帝の神代から隋の煬帝に至る歴史的故事を七言絶句体の詩に詠じたもので、その注釈書である『胡曾詩抄』は、中国歴史説話を豊富に含む。従って我国の室町文芸、例えば三国伝記等に及ぼす影響を看過しえないものがあろう。〈付・纂図付音本千字文〉



第5輯 神道縁起物語(一)  榎本千賀編著 平成14年3月刊
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上州子持山と吾妻七社に所蔵される在地縁起十八本の翻刻と解説を収録。中世的な『神道集』と、近世的な『記紀』系統の縁起との相克を見る。
 【目次】
1 子持神社蔵『子持神社紀』
2 子持神社蔵『地主巻』
3 子持神社蔵『子持山大神紀』
4 子持神社蔵『児持山縁起』
5 子持神社蔵『縁起書』
6 子持神社蔵『上野国児持山縁起事』
7 子持神社蔵『子持山釈宮紀』
8 子持神社蔵『児持山宮紀』
9 子持神社蔵『子持大明神御神徳略紀』
10 木暮清一氏蔵『我妻郡七社縁起』
11 剣持千秋氏蔵『我妻七社大明神縁起』
12 高崎市立図書館中島藤一郎文庫蔵『吾妻七社大明神』
13 小渕勇二氏蔵『吾妻七社明神根元』
14 広山恒雄氏蔵『我妻郡七社明神縁起』
15 天理大学附属天理図書館吉田文庫蔵
   『上野国利根郡屋形原村正一位篠尾大明神之縁起』
16 唐沢姫雄氏蔵『和利宮縁起』
17 押江克夫氏蔵『新書子持山大明神縁起』
18 永井義憲氏蔵『子持山御縁起』
解題・解説



第6輯 神道縁起物語(二)  大島由紀夫編著 平成14年10月刊
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上州に伝来する在地縁起類の飜刻・影印資料集。『神道集』所収話と関連する縁起類は、夫婦や親子の恩愛の情にあふれ、土地土地を舞台とする地名起源譚を盛り込むなど、より享受者を惹きつける内容となっている。また語り物系の在地縁起類については、在地信仰を背景に担う奥浄瑠璃諸作品の生成・展開との比較検討により文芸研究の対象とすることの意義が一層明らかになってこよう。
〈翻刻〉
1 上野国一宮御縁起
2 赤城記
3 赤城明神由来記
4 赤城山大明神御本地
5 水澤寺之縁起
6 上野国群馬郡船尾山物語
7 船尾山記
8 上毛花園星神縁記
9 上州群馬郡岩屋縁起
10 満勝寺略縁起
11 戸榛名山大権現御縁起
12 榛名山本地
13 総社大明神草創縁起
14 長良大明神縁起之写
15 長良宮正傳記
16 天神縁起
17 三国三社権現縁起
18 信州加沢郷薬湯縁起
19 鹿島合戦
20 鹿島合戦
21 羊太夫栄枯記
〈影印〉
1 上野鎮守赤城山大明神縁起
2 上野国群馬郡船尾山御本地記
3 群馬高井岩屋縁起
4 青木山元榛名満行大権現由来伝記



第7輯 義経双紙  今西実編著 昭和63年9月刊
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八巻八冊、天理大学付属図書館蔵、江戸初期写。義経記現存諸本のうち、流布本系列のもとになったとされる判官物語系伝本の一つ。本書は最も注目されるべき善本で、古義経記諸本の成立過程を考える貴重な資料。付解題・解説。



第10輯 奥浄瑠璃集成(一)  福田晃・神田洋・真下美弥子編著 平成12年7月刊
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奥州地方において座頭・ボサマなどが伝承した語り物、「奥浄瑠璃」の現存する貴重なテキストを翻刻。四冊本の第一集。
【目次】
〈本文編〉
  塩釜本地由来記
  一宮御本地一生記
  奥州一ノ宮御本地由来之事
  奥州一ノ宮御本地
  竹生嶋弁財天御本地
  松浦誕生記
  竹生島弁才天由来記
〈解題・解説〉
  奥浄瑠璃テキストの性格
  「塩釜御本地」解題・解説
  「竹生島の本地」解題・解説
〈附録〉
  奥浄瑠璃諸本目録



第14輯 近世咄本集  岡雅彦編著 昭和63年5月刊
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天保以降幕末に大阪で出版された咄本二種である。一つは「大寄せ咄の尻馬」半紙本全三編、もう一つは「大寄せ咄の尻馬」小本六編である。内容は、咄、なぞなぞ、あほだら経、その他雑多の戯文を収めたものである。



第15輯 宗祖高僧絵(絵解き)伝集  渡邊昭五・林雅彦編著 平成8年5月刊
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『伝承文学資料集』第十一輯『絵解き台本集』の続編。中世の庶民仏教化とともに多くの仏説啓蒙の手段が講じられ、絵を以てこれを説明する絵解きが、勧化の一方法にあった。掛幅の説話画を以て、教説や宗祖伝などを説くものである。この文芸の伝承は、近世明治期を終焉としてほとんど途絶えた。今日に辛うじて伝存する、その書留の台本や口承のそれを以て当代の姿を知るよすがとしたい。教信等の高僧伝、衛門三郎、地獄絵などの絵解きを収載する。



第16輯 中国地方神楽祭文集  岩田勝編著 平成2年1月刊

  (品切れ・再刊未定)

中国山地と隠岐に伝存する、中世後期の五龍王祭文・天刑星祭文・五形祭文・竈神祭文と近世前期の大土公神祭文・手草祭文を中心に、祭文十数種を時代ごとに整序し、さらに、中世後期の六道開、近世前期の松神楽の松供養・六道十三仏ノカン文・橋経などの生霊・死霊鎮魂の祭文を収める。あわせて、あずさ弓の原点を現在に伝える備後の弓神楽祭文の全容を収め、遡源研究に資する。



第17輯 女訓抄  美濃部重克・榊原千鶴編著 平成15年10月刊
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仮名草子の女訓物のひとつとして知られる『女訓抄』の穂久邇文庫蔵本と、同書名ながら内容を全く異にする天理図書館蔵本とを対比的に利用できるよう翻刻し解説を付す。
 穂久邇文庫蔵『女訓抄』翻刻
 天理図書館蔵『女訓抄』翻刻
 穂久邇文庫蔵『女訓抄』解説
 天理図書館蔵『女訓抄』解説



第18輯 宮崎県日南地域盲僧資料集  高松敬吉編著 平成16年5月刊
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本書は宮崎県日南地域で活動していた盲僧の組織を詳細に示す近世から明治にかけての古文書の翻刻と解題。青蓮院・地福寺・長徳寺・永照寺の各文書を収録。釈文、寺社縁起の他、支配の様子や金銭授受の動き、掟、誓約書、廻檀帳などの記録も示す。
 総説
  日南地域の盲僧の動向
  盲僧寺院の分布
  廻檀収入
  盲僧成願
  盲僧の廻檀活動
 資料解題
  『萃頂要略附録 第丗六 盲僧支配』・地福寺・長徳寺・永照寺
 (一)青蓮院文書
 (二)地福寺文書
 (三)長徳寺文書
 (四)永照寺文書
 大正本釈文影印資料



第19輯 地神盲僧資料集  荒木博之・西岡陽子編著 平成9年12月刊
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鶏足寺文書覚・記録等/縁起・系図など/掟・規則/許状・衣体免状/諸作法・占書など長久寺文書覚・記録等/印鑑・衣体免状/掟・規則/縁起・系図/祭文など/占書・作法書成就寺文書諸記録/佐世保盲僧祭文九州・中国地方の地神盲僧資料を収載する。長久寺文書(日南市板敷)鶏足寺文書(高千穂町下野)明都坊文書(平戸市職人町)山口県文書館所蔵文書・大教院文書(叡山文庫)など。



第21輯 医説  福田安典編著 平成14年8月刊
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『医説』は本邦にもたらされいて以来、説話形成においては浅井了意の『伽婢子』、浄瑠璃作品では平賀源内の『神霊矢口渡』など、医学・文学の二つの単純なジャンル分けではすまない領域にまで及ぼした影響は大きい。近世、小島学古らにより数種の諸本を校合した本として知られる京都大学附属図書館富士川文庫蔵本を底本として翻刻。
【目次】
凡例
醫説序
醫説目録
醫説巻第一 歴代名醫
醫説巻第二 醫書/本草/鍼灸/神醫
醫説巻第三 神方/診法/傷寒/諸風
醫説巻第四 勞?/鼻衂吐血/頭風/眼疾/口齒喉舌耳/骨硬/喘嗽/翻胃
醫説巻第五 心疾健忘/膈噎諸気/消渇/心腹痛/諸瘧/??/諸蟲
醫説巻第六 臓腑泄痢/腸風痔疾/癰疽/脚気/漏/腫?/中毒/解毒
醫説巻第七 積/ ?撲打傷/奇疾/蛇蟲獣咬犬傷/湯火金瘡/食忌
醫説巻第八 服餌并藥忌/疾證/論醫
醫説巻第九 養生脩養調攝/金石藥之戒/婦人
醫説巻第十 小兒/瘡/五絶病/疝?痺/醫功報應/跋
『医説』解題



第22輯 医談抄  美濃部重克編著 平成18年2月刊
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鎌倉後期の宮廷医師が著した医事説話を翻刻し、詳細な解説と出典一覧を付す。医学や医療の世界に存在した説話的な認識と表現から霊的中世に、近・現代の合理的な思念を見る。医事説話の世界とその背景をなす医事的教養と認識は医学史のみならず国文学・思想史迄にも研究の可能性を広げ、中世の人と社会のあり方を映し出す。
【目次】
医談抄 解説
 一、はじめに(美濃部重克)
 二、医事説話の世界-『医談抄』の窓から-(美濃部重克)
 三、ある日の宮廷医師(美濃部重克)
 四、諸本と本文について(辻本裕成)
 五、丹波氏と和気氏(中根千絵)
 六、惟宗家の系譜(中根千絵)
 七、歌壇における宮廷医師の活動-文芸と医家-(辻本裕成)
 八、典拠とその周辺(辻本裕成・中根千絵・小野裕子)
 九、『医談抄』典拠等概観(小野裕子)
凡例
医談抄上 脈法 鍼灸 薬療
 1診脈難察事/2上古診脈証験事/3針石起事/4針殺二生人一事/5上古針術験事/6火針事/7灸起事/8諸療不レ如レ灸事/9灸時剋事/10追レ日可レ灸事/11脚気灸事/12灸有二補瀉一事/13灸不レ燗事/14阿是灸事/15孔穴寸法事/16荵 事/17灸鳴走事/18壮数事/19本草薬療事/20寒熱対治事/21合薬事/22諸薬採貯事/23諸薬試験事/24毒薬依レ人事/25根茎花実可レ異事/26薬名可二分別一事/27毒物為レ薬事
医談抄下 雑言
 1慈悲救療事/2名利責事/3医可二正直一事/4傍医嫉妬事/5可レ信二医教一事/6医者意也事/7非二其人一不レ伝事/8可レ賞二医道一事/9良医失事/10貴人療治事/11練習功事/12不レ任二本説一事/13当座才智事/14医術色代事/15伝屍癩病不レ可レ治事/16邪気 事/17淫欲病事/18色欲過度事/19末代病深重事/20前世余福事/21大怒病差事/22悸愈レ病事/23疑病事/24小食寿老事/25大食病事/26飲酒病事/27上戸下戸事/28鱠不レ可レ食事/29異疾事/30風呂事/31温泉事/32丹家有レ霊事
出典一覧
人名索引
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by densyoubungaku | 2006-09-16 07:23

伝承文学資料集 全12輯

第1輯 神道物語集(一) 伝承文学研究会編 昭和41年刊

  石川タモ氏蔵「諏訪御由来之絵縁起」 (寺師三千夫・福田晃)
  徳江元正蔵「熊野御本地」 (徳江元正)
  国学院大学図書館蔵「洛陽北野天神縁起」 (村上学)
  天理図書館蔵「天神のゑんき」 (村上学)
  赤城神社蔵「赤城大明神縁起」 (小堀修一)
  鎌塚酉次郎氏蔵「上野国赤城山正一位大明神御本地」 (小堀修一)
  真下嘉一氏蔵「赤城山神宮本地伝」 (小堀修一)



第2輯 室町期物語(一) 伝承文学研究会編 昭和42年10月刊

  水戸彰考館蔵「もろかと物語」 (福田晃)
  臼田甚五郎氏蔵「むら松の物かたり」 (神谷吉行)
  広島大学蔵「横笛草紙」 (竹本宏夫・徳江元正)
  国会図書館蔵「清水の冠者」 (水原一・簗瀬一雄)
  神宮文庫蔵「しみず物語」 (水原一・簗瀬一雄)



第3輯 田植歌本集(一) 竹本宏夫編 昭和44年刊

  後藤本「田植歌本」(後藤道男氏蔵)
  藤井本「田植歌本」(藤井秀三郎氏蔵)
  武並本「御田うへうた」(武並恕氏蔵)
  永井本「田植歌」(永井鉄夫氏蔵)



第4輯 曽我物語 彰考館蔵(上) 村上学・徳江元正・福田晃編 昭和46年刊



第5輯 田植歌本集(二) 友久武文・久枝秀夫・渡邊昭五編 昭和46年刊

  「高松屋古本田唄集」(高松一市氏蔵)
  「増屋甲本」(渡辺敏臣氏蔵)
  「王泊利文久三年本」(野田寿祀氏蔵)
  「横路本」(横路一二氏蔵)
  「一ツ屋尾下本」(尾下孫兵衛氏蔵)



第6輯 曽我物語 彰考館蔵(中) 村上学・徳江元正・福田晃編 昭和48年刊



第7輯 田植歌本集(三) 田中瑩一・福田晃編 昭和49年刊

  「御田植寄歌」(景山正義氏蔵)
  「田植歌の寄合」(景山正義氏蔵)
  「田植歌帳」(奈須宥一氏蔵)
  「多宇江卯田」(横山幸則氏蔵)
  「五月の同胞」(長島十三日氏蔵)



第8輯 鎌倉本保元物語 北川忠彦・竹川房子・大井善壽編 昭和49年刊



第9輯 米沢地方説話集 水野道子編 昭和51年5月刊

  吉田家蔵「童子百物かたり」
  米沢図書館蔵「怪譚雨夜の伽」



第10輯 曽我物語 彰考館蔵(下) 村上学・徳江元正・福田晃編 昭和51年刊



第11輯 絵解き台本集 林雅彦・徳田和夫編 昭和58年12月刊

  金剛山矢田寺蔵「矢田地蔵大士絵解」 (林雅彦・渡浩一)
  林旭山師撰「善光寺如来絵伝」 (吉原浩人)
  往生寺・西光寺の絵解き「苅萱」 (徳田和夫・小林健二)
  千年祭本「道成寺縁起絵とき」 (林雅彦)
  上村弥衛家蔵「白山之本解」「白山開闢由来板書」 (小林一蓁)
  岩瀬文庫蔵「尾陽知多大御堂繪解」 (林雅彦・犬飼隆)
  長府図書館蔵「長州赤間関阿弥陀寺御絵解書」 (徳田和夫・林雅彦)
  法界寺蔵「三木合戦軍図絵解」 (徳田和夫)
  田中家蔵「六道絵相略縁起」 (林雅彦)



第12輯 室町期物語(二) 美濃部重克・田中文雅編 昭和60年8月刊

  山岸徳平氏蔵「たまも」 (美濃部重克)
  東京大学国文学研究室蔵「こあつもり」 (美濃部重克)
  藤園堂蔵「伏見ときは」 (田中文雅)
  サントリー美術館蔵「ふしみときは」 (田中文雅)
  逸翁美術館蔵「ふしみときは」 (小林健二)
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by densyoubungaku | 2006-09-15 19:08

伝承文学研究会への道(後編)-そして「伝承文学研究会」へ-

昭和30年代に入ると、左翼中心の研究状況に抗する形で、大学横断の「全国大学国語国文学会」が活動を開始する。そして30年代半ばには、時代別の国文学会も次々と発会する。やがてわたくしどもが入会して、文献中心の先達から袋叩きに会うことになった中世文学会も、その設立は昭和34年のことである。さらに30年代後半にはジャンル別の国文学会も続々と生まれる。伝承性をも許容する説話文学会は昭和37年、歌謡文学会は昭和39年に発会する。思えば国文学界も、戦後を越えて、本格的な研究を求める「花」の時代を迎えたと言える。わたくしどもの同人の多くは、昭和36年に、中世文学会の若手研究者で結成した「軍記物談話会」にいち早く参加している。

ところが、この大学を越えた国文学会設立のうねりは、国学院の徒弟制度を越えようとする“むつひ”にとっては、嬉しいことでもあったが、矛盾も生まれてきた。ヒューマニステックに学問の立場を求めて、特に渡邊昭五氏や福田は、積極的に新しい学会に参加して、1年に2度3度と研究発表を試みている。それならばもはや、“むつひ”は必要ないのではないか。身銭を切って会誌を刊行する意義はないのではないか。こういう議論のなかで、渡邊氏の強い意志で会誌刊行は続行することになり、福田の主張で、むつひ会をいちだんと学外に開くこととし、伝承文学研究会を名告る。昭和38年のことで、『伝承文学研究』第五号(昭和39年1月発行)の末尾には、会員名簿を掲げているが、そこには国学院内外の47名の住所を掲げている。

 (『伝承文学研究』第55号の巻頭言 「『伝承文学研究』の45年」〈福田晃氏〉より抜粋)
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by densyoubungaku | 2006-09-15 18:50

伝承文学研究会への道(中編)-『伝承文学研究』の創刊-

「むつひ会」の意図は、それぞれの研究を鍛える発表例会と、自前で論文を公表できる会誌を作成することにあった。その会誌の刊行には、当然、出版費が用意されねばならない。わたくしどものほとんどは、週の4日は、高校の講師をつとめて生活費を稼ぐ貧乏院生であった。それでも純粋な誇りを堅持して、自己表現を試みたいというのだ。必死の覚悟で、1人あて月に600円を醵出することとした。当時、小生は公立の定時制の専任教員をつとめていたが、初任給は月額12,000円であった。およそ現在の20分の1程度であれば、600円は今日の12,000円に相当する。ちなみに現在の同人会費は、月額1,200円である。会計方は、比較的裕福であった渡邊昭五氏がつとめたが、彼とても自宅があったというだけで、高校講師であることは変りなかった。

昭和36年9月、会誌『伝承文学研究』創刊号を刊行する。会誌名は、日本文芸の伝承性を重んずる研究姿勢を標榜して決したものであった。表紙は、画家を志したこともある渡邊氏が水彩に筆で「伊万の世に一心」とデザインふうに描く。そして巻頭には、「むつひ会同人」の〈創刊の辞〉を掲げる。曰く、「その説は稚拙、その論は晦渋である。だが、今はかすかな光で燃える本誌も、……やがて赫々として燃え盛るであろう」と。その気負った原文は、福田が用意したものと記憶する。そして掲げる同人の論文は、その宣言通り、確かに稚拙であったが、国文学の新しい時代を切り拓こうとする自負の純粋さは、今も評価されてしかるべきであると思う。

発行は9月1日、総頁は64ページ、編集は福田晃・岩瀬博、発行者は渡邊昭五とし、印刷は今日の三弥井書店が引き受けてくれる。発行部数は300部、1部の頒価は120円、5号分の定期購読を500円として予約を募っている。しかし創刊号は、120部ほどは大学の方々に贈呈、直接購入いただけた方々は27名でしかなかった。それでも贈呈者の中で誌代120円を払ってくださった方が10名、大島建彦・中塩清臣・乗岡憲正の3氏は、5号分の大金をお届けいただいたと渡邊昭五氏の記録ノートには記されている。刊行費は36,000円、同人の意気は軒昂であったが、財政的には息も絶え絶えであった。


 (『伝承文学研究』第55号の巻頭言 「『伝承文学研究』の45年」〈福田晃氏〉より抜粋)
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by densyoubungaku | 2006-09-15 18:27

伝承文学研究会への道(前編)-むつひの頃-

昭和35年の春、わたくしどもは国学院大学大学院の修士課程2年目を迎え、責任をもって指導してくださる教授がおられないことに気づくのである。そして古代・記紀専攻の星野静夫、同歌垣専攻の渡邊昭五、中古・漢文学専攻の渡辺宏未、中世・平家物語専攻の岩瀬博、同義経記専攻の志田元、同神道集専攻の福田晃の6氏は、徒弟制度を越えたヒューマニステックな学問の立場を求めて相集い、「むつひ会」を結成する。それは「六つ魂」に「睦(むつ)び」をかけ、学究の切磋琢磨をめざして、月1回の発表例会を試みる。その会場は、所属する研究室を持たぬわたくしどもであれば、学外に求めざるを得ず、渋谷駅前の居酒屋「銀花」のお上さんに頼み込み、当分はその2階を借りることとする。当然それは、会の終了後は、階下で議論の飲み会となる段取であった。

 (『伝承文学研究』第55号の巻頭言 「『伝承文学研究』の45年」〈福田晃氏〉より抜粋)
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by densyoubungaku | 2006-09-15 18:18
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